昨年7月、RBライプツィヒにとって大きな移籍取引きがあった。 それが、U-19チームに所属していたマッズ・ビストルップのブレントフォード移籍である。 これだけを見れば、ただ単にユースの選手が別のクラブへ移籍しただけと思われるかもしれない。 だが、このブレントフォードというチーム、実はアカデミー組織を持っていないのだ。 今回はクラブ史上初めてプレミアリーグに昇格し、いきなり開幕戦でアーセナ […]
ショボスライ、ライマー(共に現RBライプツィヒ)、シュラーガー(現ヴォルフスブルク)、ライナー(現ボルシアMG)…。RBザルツブルクのユースがこれまで輩出してきたスターは数多くいる。 メルギム・ベリシャもRBザルツブルクユース出身だ。 この投稿をInstagramで見る Mergim Berisha(@mergimberisha37)がシェアした投稿 昨季はオーストリア・ブンデスリーガで28 […]
レッドブルの保有するサッカーチームは主に4つある。RBライプツィヒ、レッドブル・ザルツブルク、ニューヨーク・レッドブルズ、そしてレッドブル・ブラガンチーノ。 RBブラガンチーノはその中で最も新しくできたチームだ。 それでも1部に昇格して2年目のクラブは、今季ブラジル全国選手権で一時首位につけ、現在も上位に食らいついている。 しかし、ここまでの道のりは決して平坦なものではなかった。 レッド […]
サッカークラブの「エンブレム」、「ロゴ」はそのチームを表す一種の記号のようなもの。それぞれのチームの伝統や歴史だ。創立から同じものを使い続けているところもあれば、時代に合わせて変化するところもある。 ユヴェントスのブランディング戦略 近年大きく変化したクラブでいうと、ユヴェントスがあげられるだろう。 ユヴェントスを含む多くのサッカークラブのエンブレムは、基本的に紋章に由来している。紋章の起源 […]
20/21シーズンのブンデスリーガを2位で終えたRBライプツィヒ。 「バイエルンに勝てたな」、「2位で充分」、「CL出場権を獲得できれば良し」など様々な“印象”があるだろう。今回はそういったイメージを削ぎ落として、「期待値」の観点からこの結果は妥当なものだったのかを見ていきたいと思う。 期待値とは? 期待値については、近年よく耳にするワードだろう。最もメジャーである「ゴール期待値(Expec […]
4月27日、バイエルン・ミュンヘンは、全てを勝ち取ったハンジ・フリックの後任としてユリアン・ナーゲルスマンを招聘すると発表した。 28歳でホッフェンハイムの監督に就任し、RBライプツィヒでの2シーズンを経て、ドイツの絶対王者にたどり着いた33歳の智将。彼の理論と来季RBライプツィヒに加入する1人の選手について、少しだけ書いていきたい。 “コーチ・トレーディング”成功 昨シーズンCLベスト4、 […]
開幕6連敗、選手の練習ボイコット、監督交代…。今季のマインツは、シャルケと並んでどん底のスタートだった。 日に日に2部降格が現実味を帯びる中、ひとつの大きな人事が事態を好転させることになる。 マインツを知る者たちの帰還 シーズンが折り返しを迎えた2020年末、クラブはクリスティアン・ハイデルを取締役会に復帰させることを発表。また、2017年まで監督を務めていたマルティン・シュミットをSDとして招聘 […]
ナビ・ケイタ、ダヨ・ウパメカノらからファン・ヒチャンまで。これまでRBザルツブルクからRBライプツィヒへと“昇格”して行った選手は数多くいる。 アマドゥ・ハイダラもその一人だ。 マリ代表MFは、RBザルツブルクで躍動感あるプレーを披露。2018年にはムバッペやプリシッチらと共に若手版バロンドールである「コパ・トロフィー」の候補者にノミネートされた。 しかし、RBライプツィヒへ移ってからは期 […]
昨季RBザルツブルクがクラブ史上初のCLに出場し、RBライプツィヒはベスト4まで進出した。比較的順調に成長を続ける2クラブの裏で、苦しい戦いを強いられているクラブがレッドブル・グループ内にある。 それがレッドブル・ブラガンチーノとニューヨーク・レッドブルズだ。 ブラジルとアメリカを拠点とするこの2クラブが抱える難しさを少しだけ見ていこうと思う。 キーワードは”欧州化” […]
最近では聞き慣れない言葉で無くなってきた「プロゲーマー」や「eスポーツ」というワード。プロスポーツチームでもeスポーツ部門を設立するクラブが増加し、その市場は日に日に拡大していっている。 ブンデスリーガでは、シャルケが2018年にeスポーツ部門に対して800万ユーロを投資。世界的に人気なゲーム『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』を成長分野として力を注いでいる。RBライプツィヒもこの波に乗り、 […]