今季RBライプツィヒに引き抜かれたユリアン・ナーゲルスマンの後釜として、アヤックスでテン・ハフのアシスタントコーチを務めていたアルフレッド・シュロイダーを招聘したホッフェンハイム。
しかし、徐々に監督とフロントの間に軋轢が生じ、最終的にはシーズン終了を待たずに解任という結末となった。
そのため、クラブは現在来季に向けた新監督を探している状況。
『Bild』は、その候補を2人挙げた。
1人目はセバスティアン・ヘーネス。
バイエルン・ミュンヘンの元会長であるウリ・ヘーネスの甥セバスティアンは、今季バイエルンのセカンドチームを率いて3部リーグ王者に輝いた。
実はこの人、ミュンヘンでの職につく前はRBライプツィヒU17チームなどで監督をしていたレッドブル系指導者なのだ。
2人目はショルト・レーヴ。
現在はPSGでアシスタントコーチを務めるハンガリー人指導者もレッドブル系で、これまでサポートしてきた監督達は非常に興味深い。
リーフェリングではツァイドラー(現ザンクトガレン監督)、ザルツブルクではヒュッター(現フランクフルト監督)、RBライプツィヒではハーゼンヒュットル(現サウサンプトン監督)とラングニック、そしてPSGではトゥヘルとそうそうたる面々の右腕として働いてきている。
ホッフェンハイムはラングニックがレッドブルに到着する前に働いていたクラブ。
昨季もマルコ・ローゼの招聘が噂されていたように、このクラブがレッドブル系(ラングニック系)の指導者を求めるのは自然な流れなのかもしれない。
ショルト・レーヴは中々面白い経歴ですね。ただ、優秀なアシスタントコーチが優秀な監督であるかは分からない。実際に今季はシュロイダーの招聘で上手く行かなかったわけで、リスクも小さくなさそうですね。