昨日リーズ・ユナイテッドが、RBライプツィヒからローン加入していたジャン=ケヴィン・オーギュスタンとの契約を打ち切ったことを公式に発表した。
リーズは元々半年間の契約でオーギュスタンをレンタル。つまり6月30日までの契約だ。
そして、リーズがプレミアリーグ昇格を果たした場合、€21mの買取り義務が発生する条項があった。
しかし、新型コロナウイルスというイレギュラーな出来事によって、事態は複雑化。
現在リーズは首位であるものの、昇格は当然まだ確定しておらず7月になってしまった。
しかも、オーギュスタンはビエルサ監督の信頼を勝ち取ることが出来ずに、わずか38分間の出場時間で戦力外状態に。
よって、リーズは当然戦力外状態の選手に多額の移籍金を払いたくないがために熾烈な昇格争いを繰り広げている中、このフランス人ストライカーをローン元へ返す声明をリリースした。
これに対してRBライプツィヒは買取り義務は有効であるとし、必要であれば法的手段も辞さない構えを見せていると『kicker』は報じた。
コロナ危機によって様々なクラブで起きている選手の契約問題。
RBライプツィヒも例外では無いようだ。
オーギュスタンが戦力になってればすんなり短期ローン延長⇢買取りの流れにはなってたはずなんですけどね…。