『Het Laatste Nieuws』は、ベルギー1部セルクル・ブルージュの新監督候補に、RBライプツィヒのアシスタントマネージャーであるモリッツ・フォルツの名前が挙がっていると報じた。
37歳のドイツ人は、選手時代にはシャルケに在籍していたところを当時アーセナルの指揮官だったアーセン・ヴェンゲルにその才能を見出されアーセナルへ。フラムやイプスウィッチなどでもプレーし、長くイングランドでキャリアを築いた。
指導者としては、アーセナルでプレーしていた縁もあってか15/16シーズンからスカウトとして働き、今季からはRBライプツィヒに移り、アシスタントマネージャーとしてナーゲルスマンを支えていた。
そんなフォルツに何故ベルギー行きの話が浮上したのか。
キーパーソンは、やはり今夏レッドブルを離脱してモナコのSDとなったポール・ミッチェルだろう。
というのも、モナコは2017年にセルクル・ブルージュを買収しており、サテライトチームとしてこのクラブを若手の実戦経験の場としている。
そのため、SDであるミッチェルがモナコと極めて関係が深いセルクル・ブルージュの指揮官に古巣のコーチを推すのは自然の流れと言えるかもしれない。
先日、同じベルギー1部のオーステンデの監督には、前RBライプツィヒU19のブレッシンが就任した。
レッドブル系の監督が増えるオランダ、ベルギーのリーグはこれからさらに注目していきたい。
ミッチェルは自分と同じようにイングランドでキャリアを積んでるところにシンパシーを感じているんでしょうかね。