ザルツブルクは、チームのベテランGKであるアレクサンダー・ヴァルケと2021年までの契約延長を締結したと発表した。
37歳のドイツ人GKヴァルケは、10/11シーズンにハンザ・ロストックからザルツブルクに加入。近年は、ELベスト4などクラブの躍進に正守護神として大きく貢献してきた。
しかし、今季は足の骨折により出遅れ、出場試合数はゼロだった。
クラブとしても、昨季からリーグ戦では27歳のスタンコヴィッチをファーストチョイスにしており(ELは引き続きヴァルケが出場していた)、世代交代の準備をしてきた。
そして、今季のヴァルケの負傷によって、スタンコヴィッチがリーグ戦とCL両方のコンペティションでファーストGKとなり、図らずもその計画が完了した形となった。
また、スタンコヴィッチも負傷した間には、23歳のカルロス・コロネルがCLやリーグ戦に出場してセカンドGKとして使える目処がたった。
そのため、ヴァルケは今季限りで退団または引退が濃厚と見られていたが、予想に反しての契約延長となった。
序列は大きく下がってサードGK以下の位置付けとなるだろうが、年下のGKを支える存在として来季も応援したい。
引退後もコーチとして残るなどの契約も入ってそうですね。