RBライプツィヒ、ダニ・オルモのドッペルパックでホッフェンハイムに勝利 3位をキープ(ハイライト動画あり)

RBライプツィヒ、ダニ・オルモのドッペルパックでホッフェンハイムに勝利 3位をキープ(ハイライト動画あり)

RBライプツィヒはブンデスリーガ第31節をアウェイでホッフェンハイムと戦い、2-0で勝利した。

スタメン

ウパメカノが出場停止のため、CBは本職ではないクロスターマンとハルステンベルクのコンビに。
ザビッツァーは前節欠場していたが、スタメン復帰した。

簡単な試合経過

4バックでスタート。
中盤はカンプルがアンカー、トップ下がオルモの4-D-2を採用した。

前半9分、右サイドを上がったムキエレにボールが渡ると、並走していたオルモへ強い横パス。これをファーストタッチで巧みにグリリッチュをかわして、トーキックでバウマンのニアを抜いた。

11分、アンヘリーニョの対角のパスに走り込んだザビッツァーがヘッドで折り返し。後ろから走り込んだオルモがボレーで再びGKのニアを突いてドッペルパック。

61分、ヌクンク⇢ライマー。

68分、カンプル⇢アダムスとシック⇢ルックマンの交代。

78分、ザビッツァー⇢コナテとオルモ⇢ハイダラの交代。
コナテを真ん中にした5バックで逃げ切った。

雑感

相手が監督交代初戦だったことで蓋を開けてみないと分からず、序盤押し込まれたが、何とか凌いだ後に2点獲れて少し優位になれた。

ホッフェンハイム時代では、アンカーにグリリッチュやガイガーを起用していたナーゲルスマンがライマーではなくカンプルを置いたのは、いかにもな感じがした(シーズン序盤はデンメやライマーをアンカーにしていたが)。

そのホッフェンハイムはシュロイダーを解任して、クラブとして最も充実した日々を過ごしたナーゲルスマンの頃のやり方に揺り戻したいような印象を受けた。
そうなると、また来季からフォクトが帰って来るかもしれないし、3列目のポジションにはグリリッチュ、ガイガー、今日は前で使われたルディが起用されてくる可能性が高いかもしれない。したがって、今季ザルツブルクから加入したサマセクは厳しい立場になる恐れが。

4-D-2を採用したのは、ホッフェンハイムの3CBに対してボランチへのパスコースを切りながらプレッシャーをかけたい守備的な狙いに加えて、ライン間で受ける選手の質を上げたいという攻撃面での狙いもあったのではないかと感じた。
ナーゲルスマンになってから、ヴェルナーは少し下がり目でのポジションを取っており、最近ではライン間でも受ける回数が増加。ただ、そのポジショニングが洗練されてきている反面、そこでパスを受けて効果的なアクションを起こせているかは疑問だったため、その仕事を10番タイプに任せたのかも…と素人目に写った。

これは、ヴェルナーの後釜がどのような選手になるのかにも関係してくると思う。
単純にヴェルナーと同じようなスピードタイプのFWを獲得するのか、それともシックやポウルセンをターゲットマンに置きながら、下がり目でも仕事が出来る9.5番タイプの選手(例えばマルコ・ロイスのような)を連れてくるのか。
ナーゲルスマンの移籍市場でのオーダーが気になる。

ハイライト動画

コナテやオルバンが早くトップフォームに戻るといいですね。

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