混迷のザルツブルク、公式戦3試合勝ち無し ダカがドッペルパックも終盤に追いつかれて首位LASKとの差を広げられる(ハイライト動画あり)

混迷のザルツブルク、公式戦3試合勝ち無し ダカがドッペルパックも終盤に追いつかれて首位LASKとの差を広げられる(ハイライト動画あり)

オーストリア・ブンデスリーガは第20節が行われ、ザルツブルクはアウェイでオーストリア・ウィーンと戦い、2-2で引き分けた。

スタメン

フランクフルト戦で出番の無かったアシメルとメルギム・ベリシャが先発。
DFラインにはファルカスではなく、ヴァルッチが入った。

簡単な試合経過

上図のスタメン表示では3バックだったが、実際はヴァルッチがファルカスの代わりに右SBで起用された4バック。

前半7分、そのヴァルッチからのクロスをダカが合わせて先制に成功。
前半はこの1点のリードで折り返す。

59分、奥川⇢ショボスライの交代。

67分、相手GKのロングパスをヴェーバーが前に出て競りに行くも処理に失敗。オンゲネも釣り出されると、可能性の低いクロスを今度はアシメルがクリアミス。こぼれ球を繋がれ失点。

70分、ショボスライの浮かしたスルーパスにファン・ヒチャンが抜け出すと、並走していたダカへ流して再び勝ち越し。

75分、ファン・ヒチャン⇢ファルカスの交代。
これにより、ファルカスが右WBで、ヴァルッチが3CBの一角に入った。

89分、コーナーキックからヘディングを決められ痛恨の失点。

90+1分、メルギム・ベリシャ⇢コイタの交代も、このまま終了。

雑感

この試合も、間受けをして中盤を助けていた南野の穴が大きく感じられ、攻撃が淡白だった。まだまだ選手の役割が整理し切れていない印象。

守備は1失点目に代表されるようにミスを連発して、かなり不安定。ただ、守備陣だけの責任ではなく、プレッシングが整備されていなかったり、攻撃時の奪われ方が悪かったりする場面も多く見られるため、全体としての修正がマーシュには求められそうだ。

今節勝利したLASKとの勝ち点差はこれで3に。プレーオフがあるとはいえ、これ以上落とすと厳しくなってくる。

ハイライト動画

混迷と言ったものの、リーグ戦での負けは先週の1敗のみ。しかし、結果よりもさらに内容に問題があるという感じですね。

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