『kicker』は、ブレーメンがヘルタ・ベルリンからダヴィー・ゼルケを獲得すると報じた。
契約は1年半のローン(来季はブレーメンが1部残留した場合に有効)で、買取りオプション付き。
ブレーメンの下部組織出身のゼルケは、14/15シーズンにトップチームへ昇格すると、いきなりブンデスリーガで9得点を記録。瞬く間にドイツ期待の大型CFとなった。
そんな彼は翌シーズンに衝撃的な移籍をする。
1部レギュラー選手だったにも関わらず、当時2部のRBライプツィヒへ移籍したのだ。ブレーメンの前に所属していたホッフェンハイムでラングニックと繋がりがあったとはいえ、「個人降格」を選んだことは大きなニュースとなった。
しかし、ここで彼にとって誤算が。
RBライプツィヒでポウルセンやザビッツァーらとのポジション争いに敗れて、出場機会を思ったように得られず。1部に昇格して監督がハーゼンヒュットルに代わっても、序列を覆すことは出来ずにクラブを去った。
ヘルタ・ベルリンでは前所属クラブよりプレータイムを得られていたが、潤沢な資金を使えるようになったチームは、今冬にミランからピョンテクを獲得。RBライプツィヒからクーニャも加える予定で、ゼルケは弾き出される格好となった。
次なる移籍先は、元々プレミアリーグを望んでいたようだが、候補となっていたブライトンはあくまでローンでの獲得を希望しており、交渉はまとまらず、古巣復帰の流れとなった。
これにより、負傷明けから不調の大迫は、さらに激しいポジション争いが強いられることになるだろう。
追記
ブレーメンから公式にゼルケの獲得が発表された。
てっきりプレミアに行くと思ってました。