オーストリア・ブンデスリーガは第18節が行われ、ザルツブルクはアウェイでハルトベルクと戦い、2−2で引き分けた。
スタメン
リーグ戦では前節も使っていた3バックを採用。
クリステンセンが膝の怪我であるのと、練習中に倒れてからファルカスもまだ復帰が出来ていないため、本職が不在の右WBのポジションにはヴァルッチが入った。
ハーランドは腹筋、南野とファン・ヒチャンは太腿の怪我でメンバー外ということだが・・・。
簡単な試合経過
序盤いきなりザルツブルクのゲームプランは狂うことになる。
アシメルが微妙な判定で一発レッドに。前半16分でザルツブルクは10人で戦うことになる。
24分、ヴァルッチが後方でビルドアップをミスすると、その対応の流れでスリップ。
そのまま裏に抜け出されて先制点を許す。
34分、左サイドの角度の無い深い場所でのフリーキックをユヌゾヴィッチが決めて同点。
ファーサイドに触っても触らなくても入るような絶妙なフリーキックだった。
後半に入って53分、相手フリーキックの守備からヴェーバーがパスミス。慌ててタックルに行ってしまってPKを献上。
これを決められて再び勝ち越される。
56分にラマーリョ⇢ショボスライ、プレヴリャク⇢ムウェプの交代。
85分、右サイドで受けたムウェプがファーサイドへクロス。これを大外に走り込んだ奥川がワンタッチで中へ入れるとダカがプッシュして同点。
何とか勝ち点1を持ち帰った。
雑感
リヴァプール戦を戦った選手の多くがスタメンから外れ、移籍が噂されるハーランド、南野、ファン・ヒチャンが不在で低調な試合となった。
前節のように3バックの左右のストッパー(ヴェーバーとラマーリョ)からの球出しでリズムを作りたかったように見えたが、アシメルの早い時間での退場でゲームプランが崩れた。
今日2位のLASKが勝利すれば、無敗ながら勝ち点で並ばれてウィンターブレイクを迎える。
ファン・ヒチャンは分からないが、南野とハーランドの今冬移籍はほぼ確実で、選手獲得やリーフェリングからの引き上げなど、フロイントSDを中心として、どのようにスカッドを整理するか注目される。
アデイェミは年明けからトップで使われるかもしれませんね。ユースリーグの方で勝ち残ってるのでどっちを重要視するかにもよりますけど。