RBライプツィヒ、劇的な展開で初のCL決勝トーナメント進出決定! 2点ビハインドを90分からフォルスベリのドッペルパックで追いつく

RBライプツィヒ、劇的な展開で初のCL決勝トーナメント進出決定! 2点ビハインドを90分からフォルスベリのドッペルパックで追いつく

RBライプツィヒはCLグループリーグ第5節をホームでベンフィカと戦い、2−2で引き分けた。
これにより、クラブ史上2度目の挑戦で初の決勝トーナメント進出が決定した。

スタメン

ケルン戦で負傷したウパメカノは間に合ったものの、ハルステンベルクはメンバー外に。これによって3バックの真ん中にアンパドゥ、右ストッパーをクロスターマン、左がウパメカノとなった。
ポウルセンも引き続き欠場でヌクンクがそのポジションに入った。

試合経過

ボールはRBライプツィヒが持たせてもらえていた展開だったが、前半20分、中央をワンツーで割られると、最後はルイス・フェルナンデスに押し込まれて失点。

後半に入って10分ほど経過した56分、攻守に精彩を欠いていたアンパドゥを諦めてムキエレを投入。これによりクロスターマンとウパメカノのCBでムキエレが右SBに入った4バックに。

しかし直後の59分、ウパメカノの縦パスがカットされると、ターラブトがカルロス・ヴィニシウスへ素早くパス。
これをカルロス・ヴィニシウスはターンしようとするもボールが足の下をそのまま抜けるミスに。だが、これを最終ラインで潰そうとしていたクロスターマンにとって予想外だったかバランスを崩してスリップ。
グラーチとの1対1を確実に決められて0−2。
しかも、ゴールを決めた後にカルロス・ヴィニシウスの膝がグラーチの顔に入って、グラーチは脳震盪により続行不可能に。思わぬ形でムヴォゴがCLデビューとなる。

70分、サラッキ⇢シックの交代。ライマーが左SBに入った。

終了間際の90分、ザビッツァーの放り込みにシックが胸トラップから反転するとルベン・ディアスが手をかけてPK。
これをフォルスベリが真ん中に決めて1点差。

グラーチとヴラホディモスの両GKの治療などもあってアディショナルタイムが9分あった中、90+6分、デンメのフィードにライマーが左サイドで競り勝つと、終盤ほぼずっと左に流れ続けていたヴェルナーが拾って左足でクロス。
これをまたもやフォルスベリが頭で合わせて劇的同点弾でグループリーグ突破を決めた。

雑感

DFラインに怪我人が続出してアンパドゥがスタメン起用されたが、低調なパフォーマンスだった。
これまで中々使われなかったあたり、守備面で問題を抱えていることは想像出来たものの、攻撃でも縦パスや散らしのパスでミスを連発していたことは悲しかった。
ホッフェンハイム時代のナーゲルスマンは、3バックの真ん中にケヴィン・フォクトを置いていたことを考えると、アンパドゥから効果的なパスを出せず、球出し役はほぼ左ストッパーのウパメカノひとりが担っていたことは残念に思ったのではないだろうか。
リーグ戦では、最初からビルドアップには期待出来ない本来ナーゲルスマンが好まないであろうイルザンカーが、アンパドゥより序列が上で使われているのも今日の試合では納得してしまった。

フォルスベリは昨季もELプレーオフを勝ち抜くPKを決めてくれたし、頼りになる選手だと改めて感じた。

うーん、アンパドゥ頑張って欲しかったんですけどね。髪型おもしろいし、ファーストネームはイーサンでミッションインポッシブルっぽいし・・・。

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