ケルンはアヒム・バイアーロルツァー監督の解任を発表した。
1部では中々上手くいかず
バイアーロルツァーは元RBライプツィヒの指導者で、U17チーム、U19チーム、そしてラングニック監督時代(2部時代)にはアシスタントマネージャーを務めた過去がある。
その後、レーゲンスブルクを経て昨季途中にケルンの監督に就任。チームを1部昇格に導いていた。
しかし、1部復帰となった今季は11試合2勝1分け8敗で降格圏の17位と苦戦。
バイアーロルツァーを招聘したアルミン・フェーと共にチームを去ることとなった。
苦しむRBライプツィヒ出身の指導者
RBライプツィヒで指導者を経験してから他チームに移り、良い成績を残している監督は残念ながら現時点であまりいない。
バイアーロルツァー以外では、2部時代にクラブを率いたツォルニガーと1部昇格から2年指揮したハーゼンヒュットルが代表的な例だが、前者はその後シュツットガルトを解任され、後者は現在サウサンプトンで残留争いに苦しんでいる。
レッドブル・グループとしては、ザルツブルクからは多くの監督やコーチがステップアップしても輝いている反面、RBライプツィヒからは中々まだそういった人材が輩出出来ていないところは少し悲しいところだ。
また、ユース出身の若手がトップチームに絡めていないところも含めて、この2つはRBライプツィヒの改善点と言えるかもしれない。(もちろん4大リーグの1部に所属しているため、そんな簡単に出来ることではないが)
ケルンはそもそも昨季2部で首位だったにも関わらずアンファングを解任してバイアーロルツァーを連れて来ましたからね・・・