RBライプツィヒはCL第3節をホームでゼニトと戦い、2−1で勝利した。
スタメンはこちら。
引き続きハルステンベルクがメンバー外だったため、今日はムキエレを右SBで使い、クロスターマンを左に置いた。
カンプルがスタメンに復帰し、ルックマンが起用された。
試合は前半25分、クロスをオルバンが跳ね返したところを、攻撃性能の高いウクライナ代表CBラキツキーが左足でミドルを蹴り込みゼニトが先制。
ゼニトにはこのゴール以外に怖い場面をほとんど作らせなかったが、オフェンス面で上手くいかず、後半開始と同時にエースのヴェルナーを下げてクーニャを投入。
また、布陣を3バックに変更して、ザビッツァーを右WBに。
すると49分、左ハーフスペースでボールを受けたルックマンがターンしてライマーに渡すと、これをスルーして右サイドで張っていたザビッツァーへ。
ワンタッチで裏へ走ったライマーに出して、これをあまり角度が無かったがゴールのファー側に蹴り込み同点に。
59分、フォルスベリがドリブルでペナルティエリア前を突っかけてマーカーを2人寄せると左のクロスターマンへ。
そのまま左足でクロスを上げると、ファーのザビッツァーまで流れる。
これをザビッツァーが胸トラップして右足でボールを切るようにしてボレー。
アウト回転のかかったシュートはゴールの左隅に決まって逆転した。
その後、ルックマン⇢ポウルセンの交代で、クーニャが最前線の4−2−3−1に。
クーニャには決定機が2つほど訪れたが、どちらも決めることが出来ず。
最後はライマーに代えてデンメを入れて試合をクローズさせた。
公式戦で4試合勝てていなかったRBライプツィヒだが、ようやく勝利を手に入れることが出来た。
ヴェルナーは病気明けでコンディションが悪いだけならいいのだが、最近パフォーマンスがあまり良くないのが気になるところだ。
クーニャは相変わらず決定機を物に出来ず、ボールコントロールの精度も低いことから、今日ポウルセンが使われた1列降りたポジションでビルドアップの出口になる役割も出来ないため、現状かなり使いづらい印象を受ける。
ナーゲルスマンの教えで向上していけばいいのだが、東京五輪の南米予選に出場することが濃厚なので単純な時間も無く、ネガティブなトピックの1つだと感じる。
勝ち点が並んだ場合の当該対戦成績を考えると、クーニャの決定機逸は後々響いてくることになりかねないと思います。