RBザルツブルクは、オーストリア・ブンデスリーガ第7節でハルトベルクと戦い、7-2で勝利した。
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代表戦で長期移動を強いられた南野とファン・ヒチャンがベンチに。代わりに怪我から復帰の奥川とダカが入った。開幕から3列目の主力だったベルネードも、CLを見据えてか控えに回ってムウェプが先発。また、ラマーリョの相方はオンゲネ、右SBはファルカスが起用された。
前半23分、左サイドでのFKをウルマーが蹴るとムウェプがヘッド。これはポストに弾かれるが、跳ね返りをラマーリョが蹴り込んで先制。
33分、左サイドに流れたハーランドがグラウンダーの速いクロスを入れると、中で奥川が合わせて追加点。
1点取られて2-1で折り返すと50分、今度は裏を取りながら左サイドを走り勝ったハーランドが中へ。これをダカが合わせて3点目。
直後の52分、後方からのフィードをダカがフリックすると、スピードとフィジカルで抜け出したハーランドが自分でも決めて4-1に。
その後、ユヌゾヴィッチに代えてベルネード、奥川に代えて南野。この2人はCLに向けての慣らし運転的なものだったかもしれない。奥川は負傷交代の可能性もあるので少し心配だ。最後の交代はウルマー⇢ヴェーバー。CL登録リストのメンバーを見ると、ウルマーの控えの層が薄いため、左利きのウーバーをテストした形か。
試合は終盤の86分、今度はダカが右サイドに流れるとクロス。これにはハーランドが合わせられなかったが、流れてきたボールを逆サイドのウーバーが再度入れると、体勢をすぐに立て直したハーランドが合わせて5点目。
1分後の87分、相手GKが真ん中の選手につけるボールを入れると、南野がプレス。これは相手がターンしてかわすも、ベルネードが圧力をかけて南野がカット。ベルネードがそのボールを縦に入れると、ダカが受けて反転から左足を振り抜き6点目。
最後は90分、ショボスライのパスが相手に当たり、これがハーランドへの絶妙なロブパスとなってハットトリック達成で試合終了。
RBザルツブルクにとっては、代表戦明けの主力を休ませつつ、オプションもいくつか試しながらの大勝となって、CLに向けて良い試合が出来たのではないだろうか。
奥川の怪我が大丈夫なことを願いたいです。