ヴォルフスブルクのクサーヴァー・シュラーガーは、先週のパーダーボルン戦で足首を骨折。手術を受けて長期離脱することになった。
RBザルツブルクのユースで育ったオーストリア代表の21歳は、CMFが本職でありながら、中盤センターのポジションならどこでもハイレベルにこなせるユーティリティプレーヤー。2シーズン前のELでは、ハンネス・ヴォルフと南野拓実を押しのけてトップ下のファーストチョイスとしてクラブ史上初のベスト4に大きく貢献した。
当然多くのクラブから狙われ、その中にはレッドブル・グループの“トップチーム”であるRBライプツィヒや恩師マルコ・ローゼのボルシアMGも含まれていた。
しかし、意外にも選んだクラブはその2つのどちらでも無く、ロジャー・シュミット時代のRBザルツブルクでアシスタンコーチを務めていた経験もあるオリヴァー・グラスナー率いるヴォルフスブルクだった。
ヴォルフスブルクでは、開幕からスタメンを確保して2連勝。チーム、個人共に充実のスタートを切った矢先の悲劇だった。
元RBザルツブルク組では、今季からRBライプツィヒ加入のヴォルフが今夏行われたU21EUROで同じく足首骨折の大怪我。
2人のオーストリア人にとって厳しいブンデス挑戦の始まりとなってしまったが、1日でも早く怪我から復帰して以前のフォームに戻ることが出来るよう願いたい。
シュラーガーの離脱はかなり痛いですよね…