トルコ1部のギョズテペは、18/19シーズン限りでRBライプツィヒとの契約が満了となっていたアトゥンチ・ヌカンをフリートランスファーで獲得したと発表した。
単年契約で、さらに1年の延長オプションが付いている。
ベシクタシュユースで育ったヌカンは、15/16シーズンに当時2部だったRBライプツィヒへ移籍。クラブの期待値は相当高く、移籍金は2部のチームとしては異例の600万ユーロが支払われた。196cmという長身、左利き、スピードも兼ね備えたトルコ人CBに対して、ラングニックは入団会見で「将来はプレミアリーグのクラブに売れる」と太鼓判を押していたほどだ。
しかし、実際に起用されると中々ドイツのサッカーにフィット出来ず、負傷などもあってスタメンをオルバンとベテランのコンパーに明け渡すことが少なくなかった。
そのため、翌シーズンに古巣ベシクタシュにローンで復帰。だが、ここでもプレータイムは限定的に終わり、再ローンされた17/18シーズンには大怪我でシーズンの大半を棒に振った。
レンタルから戻ってきてからは、RBライプツィヒですでに構想外となっており移籍先を探したが、大きな負傷明けということもあり手を挙げるクラブはいなかった。
無所属となった昨シーズンは、RBライプツィヒでトレーニングに参加してフィットネスを整え、契約満了のタイミングで今回の移籍となった。
公式戦に出られず練習だけの毎日ながら、ラングニックはヌカンのトレーニングへの姿勢を称賛しており、そのメンタリティで現在降格圏に沈む移籍先のクラブの力になって欲しいところだ。
ヌカンは短髪よりロン毛の方がかっこいいですね。