ジローナは、33歳のスペイン人FWジョナタン・ソリアーノをフリートランスファーで獲得したと発表した。
ソリアーノはエスパニョールユース育ちで、エスパニョールのトップチーム、アルメリア、ポリ・エヒド、アルバセテとスペインのチームでプレーしたが、大きな結果を残すことは出来ず。
転機となったのは、11/12シーズン。バルセロナBからRBザルツブルクに加入するとキャリアのピークを迎える。
オーストリアで5シーズンを過ごし、オーストリア・ブンデスリーガで144試合120ゴール50アシスト、国内カップ戦21試合27ゴール11アシスト、EL23試合18ゴール7アシストというスーパーな結果を叩き出した。
特にロジャー・シュミット監督時代のソリアーノ、アラン(現 天津天海)、マネ(現 リヴァプール)、カンプル(現 RBライプツィヒ)で組んだ前線の破壊力は強烈で、当時この4人をメディアやファンは「ファンタスティック・フォー」と呼んでいた。
そんな圧倒的なパフォーマンスだったソリアーノは、「RBザルツブルク史上最高のストライカー」や「オーストリア・ブンデスリーガ史上最高の外国籍選手」と形容されるほどのレジェンドなのである。
RBザルツブルクを去った後は、北京国安でロジャー・シュミットと再タッグを組み、サウジアラビアのアル・ヒラルでこの夏までプレーしていた。
33歳ということで、ジローナでは常にプレーすることはないだろうが、若い頃にインパクトを残せなかった母国スペインの地で輝けるか注目したい。
ストゥアーニが怪我しているようなので、そういうことも影響したのかもしれませんね。