RBザルツブルクからRBライプツィヒへの移籍は近年珍しいものではない。グラーチ、ウパメカノ、イルザンカー、ナビ・ケイタなど多くの選手が“レッドブルグループ内移籍”を果たしている。
この冬もアマドゥ・ハイダラがRBザルツブルクから加入が決まっており、これからもこのルートでRBライプツィヒへ選手が吸い上げられていくだろう。
ハイダラだけでなく、今冬には南野拓実とポジションを争うハンネス・ヴォルフも狙っていたとされているが、ヴォルフはRBザルツブルクから引き抜くスタンスに嫌悪感を抱いているようで移籍は成立しなかった。
そんな中、このルートで新たに移籍するのではないかと言われているのが、オーストリア代表MFのクサーヴァー・シュラーガーだ。
『LVZ』によると、RBライプツィヒは2018年春、すでにシュラーガーと接触していたが、最終的にRBザルツブルク残留となった。シュラーガーは今季もRBザルツブルクで中心選手として活躍してヨーロッパでの存在感を高めており、来夏にも獲得のチャレンジをするという。
RBザルツブルクではマルコ・ローゼ監督から絶大な信頼を得ており、アンカーからトップ下まで中盤のセンターポジションをハイレベルでこなせる高い能力を持ち合わせている。
本人はアーセナルファンを公言しているため、プレミアリーグ移籍を夢見ているとも言われているが、来季RBライプツィヒ監督就任が決まっているユリアン・ナーゲルスマンにどう育てられるか見るのも面白そうだ。
彼がもし加入するとなると、ライマーあたりは厳しくなるかもしれません。