ブンデスリーガは第3節が行われ、RBライプツィヒはボルシアMGに3-1で勝利した。
スタメンはこちら。
開幕2試合は3バックだったのを4バックの[4-2-2-2]に変更し、ムキエレがベンチへ。ライマーとカンプルが組み、その前をフォルスベリとザビッツァーが担当した。
対する、前RBザルツブルク監督のマルコ・ローゼ率いるボルシアMGのスタメンはこちら。
得意とする[4-3-1-2]ではなく、中盤を内に絞った[4-2-3-1]に。2セントラルはノイハウスとザカリア。右にファビアン・ジョンソン、左にテュラム、トップ下がエンボロで、プレアが最前線という布陣。
試合は前半38分、ライマーの入れた縦パスがノイハウスにカットされるも、カンプルがスライディングで取り返す。ルーズボールをヴェルナーが先に触ってフォルスベリが保持すると、もう一度ヴェルナーへ。これをヴェルナーがワンタッチでリターンすると、フォルスベリはタイミングを見計らって右足アウトサイドで狭いところを通すスルーパス。これをギンターの背中を取ってブロックしながら抜け出たヴェルナーが、GKゾマーの股を抜いて先制。
後半に入って47分、ファビアン・ジョンソンの縦パスをハルステンベルクとカンプルで囲んで狩ると近くのフォルスベリへ。フォルスベリはワンタッチでポウルセンへ縦パス。ポウルセンは処理に失敗したように見えたが、これがヴェルナーへの良いポストに。左サイドに流れていたヴェルナーは相手CBの間に落とす絶妙なファーストタッチ。ツータッチ目で自慢のスピードを活かして完全に抜け出しフィニッシュ。
RBライプツィヒの交代は63分に、まだ完全体では無いであろうフォルスベリを下げて、そのままのポジションにハイダラ。
70分に、カンプル⇢デンメ。
83分に、足を痛めた様子だったハルステンベルクに代えてムキエレ。リオ五輪などで左SBの経験があるクロスターマンがスライドし、ムキエレが右SBに入った。
90分に、ボルシアMGが1点を返す。途中から入ったベーネスのFKを、エンボロがムキエレのマークを剥がしてヘディング。
その直後に、昨季までRBザルツブルクに在籍していたライナーのクロスからエンボロが飛び込んだが、これは枠には行かず。
ボルシアMGの反撃ムードの中、90+4分、グラーチのゴールキックをギンターが目測ミス。バックヘッドでヴェルナーへの絶妙なパスとなり、これを決めてハットトリックで試合終了。
ローゼには昨季ELのレッドブル・ダービーでダブルを食らっていたが、勝利を収めることが出来た。
次節はインターナショナルマッチウィーク後に、ホームでバイエルン・ミュンヘンとのビッグマッチが待っている。
【雑感(RBライプツィヒ)】
・今日はフォルスベリがスタメンだったが、セットプレーのキッカーを担当しなかった(CKはハルステンベルク、FKはザビッツァーだったはず)。
・ビルドアップに特徴のある選手ではないはずのオルバンが、3試合通して良いボール出しをしている場面が結構あるんじゃないかと思う。
・カンプルが交代後に足首をアイシングして引きずっているところが一瞬映ってちょっと心配(ハルステンベルクも)。
【雑感(ボルシアMG)】
・開幕戦で見た時にはエンボロのトップ下は無しなのでは?と思っていたが、試合ごとに良くなっている印象。
・[4-3-1-2]をやるにはシュトローブルやホフマンの復帰が待たれる、という感じかも(ホフマンはPSMで中盤のインテリオールのところで使われていたはず)。
ハイライトはこちら。
ナーゲルスマンの服、今日はNIKEのTシャツじゃなかったですね。ホッフェンハイムの時もCLで真っ赤カーディガン着てたし赤が好きなのかな?