『SPORTBUZZER』などは、ブンデスリーガ2部のハノーファーがRBライプツィヒのシュテファン・イルザンカーの獲得に興味を持っていると報じた。
記事では、獲得の候補にフランクフルトのシュテンデラ、インゴルシュタットのトレーシュ、そしてイルザンカーが上がっているとしており、RBライプツィヒは売却を希望しているとも(原口元気が去就について「まだ分からない」とコメントしたことについても書かれている)。
若手集団のRBライプツィヒでは、30歳ながらフィールドプレイヤーで最年長のイルザンカー。本職のホールディングミットフィールダーとしての出場は年々減っており、昨季後半は3バック時の真ん中でプレータイムを少し得ていた状況だった。
さらに今季はナーゲルスマンが就任してことにより、3CBのセンターや中盤のアンカーポジションに球出しが求められたため、スタイルからかけ離れているイルザンカーは現在リーグ戦での出場時間はゼロ。これは、ホッフェンハイムでナーゲルスマンがフォクトやグリリッチュを起用していたことを考えれば驚きでは無かった。
イルザンカーはユースの頃からレッドブル・ザルツブルクに所属しており、15/16シーズンに当時2部だったRBライプツィヒに加入。そこから1部で上位を争うようになった今日まで在籍している、レッドブル・フットボールの成長と共に歩んできた選手だ。
そんなレッドブルと非常に関係の深い選手との別れは今夏来てしまうのか。ドイツの移籍ウィンドウは9月2日まで。
ナーゲルスマンのフットボールでは居場所を見つけるのは厳しい感じがしますね。ですが、アンパドゥらがベンチ外になる中、2試合続けてベンチ入りしているので、ピッチ外での影響は小さくないのかもしれないですね。