RBライプツィヒ、開幕戦を4得点快勝! 昇格組ウニオン・ベルリンを退ける

RBライプツィヒ、開幕戦を4得点快勝! 昇格組ウニオン・ベルリンを退ける

 RBライプツィヒはブンデスリーガの開幕戦を戦い、4-0でウニオン・ベルリンに勝利した。

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 3バックを採用して右からムキエレ、コナテ、オルバン。クロスターマンとハルステンベルクがウィングバック。中盤はデンメとカンプルが務め、デンメが下がり目。前線3枚は中に狭くしたポウルセン、ヴェルナー、ザビッツァーが組んだ。新加入組に先発はいなかった。

 試合は16分、幅を取って右サイドでボールを受けたクロスターマンが、右ハーフスペースに位置していたザビッツァーへ。これをフリーになっていた逆サイドのハルステンベルクへ送ると、急いで戻ってきたアブドゥラヒをキックフェイントで冷静にかわして逆足である右足でフィニッシュ。先制に成功した。

 追加点は31分、ウニオンのGKがスローイングで右サイドにつけようとしたところをハルステンベルクがプレスしてボール奪取。持ち運んで中へ流すと、ザビッツァーが左足で決めた。

 42分には、スローインを受けに下がったヴェルナーがバックヘッドでザビッツァーへ。少しタメを作ってヴェルナーへリターンすると、良い持ち出しからパワーシュートで3-0とした。

 後半の62分と65分でデンメ⇢ライマーとヴェルナー⇢エンクンクの交代を行った。エンクンクは本職中盤だが、ヴェルナーと同じ前線ポジションで起用された。

 69分、ボールサイドの右寄りでボールを受けたアンカーのライマーが左サイドのハルステンベルクに展開。これをファーサイドでフリーになっていたザビッツァーまで振ると、ヘッドで折り返してエンクンクが詰めて4点目を決めた。

【雑感1】
ナーゲルスマンがホッフェンハイムで見せていた、前線の選手がレシーバーとして受けに来て前進する攻撃が開幕戦から何度か見られた。その象徴的なシーンが79:40あたりのシーン。最終ラインのムキエレが降りてきたザビッツァーへ縦パス⇢ワンタッチでライマーへ落とす⇢ワンタッチでポウルセンへまた縦パス⇢ワンタッチでフォルスベリへ落とす⇢エンクンクへスルーパスで決定機という攻撃。GKまでかわしたエンクンクが最後決めきれなかったが、あれはナーゲルスマンの狙いで、今季何度も見られるのではないだろうか。

【雑感2】
交代で入ったライマーが4得点目の展開や、雑感1の場面での縦パスなど攻撃面で光る部分が少し見られた。RBザルツブルクでリーグMVPに輝いた頃は、ああいった面もコンスタントに見せていたが、RBライプツィヒへ移籍するとリーグレベルも上がり、中盤センターでは物足りなさがあった。そんな彼が3バックの前のポジションで計算が立てば、チームにとってかなりプラスになる。とは言っても、ナーゲルスマンもPSMではウィングバックで起用するなどしていたので、まだ時間をかけて見ていかないといけないかもしれない。

とりあえず勝てて良かった〜。あと1点取ってれば首位でしたね。

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