オーストリア・ブンデスリーガは第4節が行われ、ザルツブルクはアウェイでザンクト・ペルテンと戦い、6-0で勝利した。
スタメンはこちら。
右SBに今季アヤックスから加入したクリステンセン、調子を上げてきているファン・ヒチャンがダカに代わって入り、ユヌゾヴィッチが出場停止から戻ってきた。奥川は前節の負傷交代によりベンチ外だった。
試合は序盤、ザンクト・ペルテンに決定機を作られるなど良い立ち上がりでは無かったが、前半30分にGKスタンコヴィッチのロングキックをファン・ヒチャンが上手くマーカーと入れ替わってマイボールにすると、ハーランドへスルーパス。これを落ち着いて決めて先制。
前半38分には、ラマーリョから出た対角のミドルパスをショボスライがワンタッチで裏へ。走り込んだファン・ヒチャンがGKをかわして追加点。
前半には、南野にも決定機が3回ほど訪れたが仕留め切れず前半終了。
後半に入ると49分、右サイドでのFKでキッカーはショボスライ。ニアに走り込んだハーランドがバックヘッド気味でファー側に流し込む見事なゴールで3点目とする。
53分、自陣で南野がクリアしたボールをファン・ヒチャンが拾うとショボスライへ。ショボスライは裏を取ったハーランドへスルーパスを通すと、抜け出したハーランドは横パス。これを自陣からスプリントしていた南野が難なく決めた。
直後の55分、左サイドのFKでユヌゾヴィッチ、ウルマー、ショボスライのキッカー候補3人がトリックプレー。ガラ空きになった左サイドをウルマーが駆け上がると、GKのポジションを見てクロスではなくニアへシュートで5-0とした。
最後の得点は69分。大差でリードしている上、相手に退場者が出たため、開幕戦からスタメンを続けていたハーランドと南野を早めに下げたRBザルツブルクは、左に流れたファン・ヒチャンがカットインしてラストパス。これをハーランドに代わって入ったコイタが決めた。
ハーランドはリーグ戦4試合で6得点と今季開幕前から高かった期待値以上の働きを見せており、出遅れた感のあったショボスライとファン・ヒチャンもアシストを中心に結果を残してきている。
前線のポジション争いは熾烈で、DFラインにおいても新加入のヴェーバーがどうチームに組み込まれていくか注目される。
ハーランドは試合ごとに良くなっている印象です。