『RMC』は、ザルツブルクのディアディ・サマセクがホッフェンハイムへ移籍すると報じた。
5年契約で移籍金は1400万ユーロ。明日メディカルチェックを受ける模様。
マリ代表の23歳は、レッドブル・グループのアフリカコネクションとして15/16シーズンにセカンドチームのリーフェリングに加入。翌年RBザルツブルクに昇格すると、ホールディングミットフィールダーとしてレギュラーに定着した。特に2シーズン前にELベスト4へ進出した際には、チームと共に大きく評価を高めた。
そのため、以前から多くのステップアップの噂があり、昨季はACミランへの移籍が伝えられ、今夏にはドルトムント、RBライプツィヒ、モナコ、マルセイユなどが候補に上がっていた。
そんな中、ここにきてホッフェンハイムが獲得競争のポールポジションに急浮上。ホッフェンハイムは今季ナーゲルスマンがRBライプツィヒの監督に就任し、アヤックスでテン・ハーグのアシスタントコーチをしていたシュロイダーを後任に据えた。
ナーゲルスマンは3バックの前にルディやグリリッチュなど攻撃に色がある選手を起用していたため、守備的なセンターハーフはほぼ不在。したがって、新監督はそういったタイプの選手を欲した可能性がある。
RBザルツブルクにとって、ここ数年中盤の3列目の主力だった選手が抜けるのは痛いが、今季はマーシュがベルネードを起用するなどサマセクが移籍することを前提として編成を行っていた。
思ったより移籍が具体化するのに時間がかかったなという印象ですね。