ELベスト16の2ndlegが各地で行われた。ドルトムントホームの1stlegを2-1で制していたRBザルツブルクは、ホームに戻って0-0のスコアレスドローで守りきり、オーストリア勢初のELベスト8に進出した。
試合は開始から1stleg同様、RBザルツブルクペースに。ドルトムントはRBザルツブルクの攻撃的なプレッシングによってビルドアップを遮断され、ザガドゥやパパスタソプーロスのミスから決定機を作られる。
後半にロイスとゲッツェを下げ、フィリップやイサクを入れてより直線的な攻撃を試みたが、散発的でそのまま得点することができなかった。
逆にRBザルツブルクは1stlegと同じようにプレッシングがハマり、攻守において相手ゴール方向に矢印が向くサッカーを展開。フィニッシュの部分が雑で得点することはできなかったが、ベスト8でも期待できるような戦いを見せた。
懸念材料は、プレッシングのスイッチを入れていた韓国代表のファン・ヒチャンが次節出場停止になることか。おそらくグルブランセンがスタメンになるだろうが、今日は出場機会のなかった南野も国内リーグでは2トップの一角として度々使われているため、チャンスはあるだろう。
香川真司は引き続き怪我のため欠場した。