RBザルツブルクは、昨季のEL王者であるチェルシーと強化試合を行い、3-5で敗れた。
前半のRBザルツブルクのスタメンがこちら。
マーシュ監督は、レギュラーと控えのメンバーをミックスしてこの試合に臨んだ。
前半のメンバーで注目なのは、中盤が本職のムウェプがCBで出場したこと。そして、移籍が濃厚とされていたサマセクが起用されたことあたりだろうか。
試合は前半20分、ペドロによる自陣からの一本のパスに抜け出したプリシッチが得点して先制。
直後の23分にPKを与え、これをバークリーが左下に決めて追加点。
28分、カウンターからバークリーの縦一本に再びプリシッチが抜け出して3点目。
前半は3-0で終了。
後半のRBザルツブルクのメンバーは以下の通り。
実際には、奥川とユヌゾヴィッチの左右は逆だった。
50分、ユヌゾヴィッチのCKからオンゲネがヘッドで合わせて1点返す。
しかし57分、左サイドに流れたバークリーがクロスを入れると、これをペドロがヒールで合わせるスーパーゴールで4-1に。
ここで、奥川に代わって南野が投入される。奥川は前後半スタートで使われた22人の中で最もプレータイムが短かった。
試合終盤の86分、ユヌゾヴィッチが倒されて得たPKを南野が真ん中に蹴り込む。
88分、自陣深くでパスを受け取ったCBのファン・デル・ヴェルフがボール処理を誤りペドロに奪取されると、横のバチュアイへ。一度はGKにセーブされるも、押し込んで5点目。
92分に、裏へ抜け出したコイタが少しもたつきシュートまで持ち込めなかったため、ヒールでユヌゾヴィッチへ。これをブロックしようとしたクリステンセンのコントロールが曖昧になり、後ろから走り込んでいた南野が触って、この日2点目。
これで試合終了。
RBザルツブルクは、チェルシーと違ってすでにシーズンが始まっているため、持ち味のプレッシングや中央攻撃は一定の形を見せることが出来たが、プレスを剥がされた時や被カウンター時の対応に課題が出た。
CLを戦うためにはまだまだ修正が必要で、来週のレアル・マドリード戦は今日に続いて絶好の機会になりそうだ。
南野は得点以外にも体のキレがあって調子が良さそうでした。奥川が少ししかプレー出来なかったのは序列がまだ低いのか、リーグ戦で使われるから早めに下げられたのか、そこら辺が週末にわかりそうですね。