『Bild』は、シャルケのGKアレクサンダー・ニューベルの獲得に、バイエルンとRBライプツィヒに続いてドルトムントも興味を示していると報じた。
22歳の若手ドイツ人GKは、15/16シーズンにパーダーボルンからシャルケに加入。
昨シーズンの18節には、調子の上がらないチームと守護神のフェールマンへの劇薬として、テデスコ監督が彼をファーストチョイスに抜擢した。
テデスコが解任された後も、後任のステーフェンスから信頼を勝ち取り、出場停止を除いてシーズン最後までゴールを守り続けた。
このシャルケの将来を担うであろう若手GKがなぜここまで狙われているのか。それは、ニューベルの契約が来年の2020年で満了となるからだ。
残り契約が1年であるニューベルの移籍金は1500万ユーロと言われており、自国人の将来有望なGKをこの価格で獲得出来るのであれば格安と言えるだろう。
そのため、国内の上位クラブが獲得を狙っている。近年怪我がちで年齢的にもベテランの域に入ってきたノイアーの後釜を確保したいバイエルン、来季プレミアリーグへの移籍が噂されるグラーチの後を託す正守護神として迎え入れたいRBライプツィヒ。それに加えて、シャルケの最大のライバルであるドルトムントも興味を持っているという。
RBライプツィヒとしては、グラーチが動いた場合にレギュラーとして試合に出られることと、今季からSDを務めるクレーシェがパーダーボルン時代からニューベルを知っていることがアドバンテージと言えるかもしれない。
シャルケは近年、若手選手にフリーや安い値段で出ていかれるケースが多い印象ですね。